「まつ毛パーマをゆるくしたい」方へ|ふんわりナチュラルに整えるオーダーガイド

検索で「まつ毛パーマ ゆるくしたい」と調べている方に向けて、やわらかい印象を叶えるコツをサロン目線で解説します。
結論は、ロッド選びと根元の立ち上げ角度、毛先の丸みコントロールの3点を整えれば、自然で上品な“ゆるめ”が叶います。
「ゆるいまつ毛パーマ」とは

根元の立ち上がりが控えめで、毛先にかけて緩やかなカーブを描くデザインのことです。
ビューラーで強く上げたような直角感はなく、伏し目も横顔も柔らかく見えるのが特徴です。
まつ毛の影がまぶたに落ちにくく、すっぴんやナチュラルメイクの日にもなじみます。
ゆるく仕上げる3つの鍵

- 大きめロッドを選ぶ(直径が大きいほどカーブは緩やかになります)。
- 根元の立ち上げは控えめ(角度は10〜20°程度を目安に調整します)。
- 毛先の丸みを残す(毛先が折れない巻き込みでツヤ感をキープします)。
初めての方は「J〜JC寄りのカール感で、毛先は自然に流す」と伝えると共有がスムーズです。
仕上がり別・おすすめデザイン早見表

お悩み・ご希望 | おすすめ設定・ポイント | 仕上がりイメージ |
---|---|---|
とにかく「ゆるめ」で自然にしたい | 大きめロッド+根元角度ひかえめ+毛先は丸く | 伏し目がやわらかく、横顔も上品 |
下向きまつ毛で視界を少しだけ明るくしたい | 根元のみ軽く立ち上げて、毛先はカールで緩和 | 黒目上はスッと持ち上がり、全体はナチュラル |
マスカラがダマになりやすい | 毛流れ補正を優先し、毛先を揃える巻き込み | コームでとかすだけでセパレートしやすい |
職場で控えめに見せたい | 角度低め+目頭目尻は特に緩やかに設定 | 正面は清潔感、横からはふんわり感 |
カウンセリングで伝えると良いキーワード

- 「ゆるめ・ふんわり・ナチュラル」の3語を最初に伝える。
- 学校や職場のルール、普段のメイクの濃さ、ビューラーの使用頻度。
- 正面・横顔・伏し目のどれを一番重視したいか。
- マスカラはロング派かボリューム派か、または透明マスカラ派か。
「強く上がるのは避けたい」「毛先は丸く残したい」など“避けたいこと”も具体的に共有すると、理想へ最短距離になります。
似合わせの考え方

一重・奥二重の方は、根元角度を上げすぎないほうがまぶたに当たりにくく自然です。
二重幅が広い方は、黒目上だけごく軽く立ち上げて、全体は緩やかに流すと抜け感が出ます。
まつ毛が長い方は、毛先の丸みを活かしてカール感を分散すると“作り込んだ印象”を避けられます。
迷ったら「おまかせで似合う“ゆるめ”に」とお伝えください。
持ちとダメージを両立するコツ

- 施術後24時間は濡らしすぎや強い摩擦を避けるのがおすすめです。
- 油分の多いクレンジングは根元のカールを緩めやすいので控えめにします。
- 就寝時はアイマスクやうつ伏せを避け、まつ毛の折れを予防します。
- 美容液やコーティング剤で保湿し、毛流れを整えるとツヤが続きます。
やさしい処理とホームケアの両輪で、ゆるめでも上品な仕上がりを長持ちさせられます。
よくある質問

Q. ゆるくすると持ちは悪くなりますか。
仕上がり角度が緩やかでも、毛流れの補正とホームケアが適切なら持ちは十分に期待できます。
個人差はありますが、目安は4〜8週間程度です。
Q. ビューラーで軽く上げるのと何が違いますか。
ビューラーは“点”で折り上げるのに対し、まつ毛パーマは“面”で形状を記憶させるため、毛先まで曲線が続きます。
日中の下がりにくさと毛先の丸みの美しさが大きな違いです。
Q. 次回はどのくらいのタイミングで行けば良いですか。
まつ毛の生え変わりや生活習慣によりますが、カールがゆるみ始めた時期が掛け替えのサインです。
初回の仕上がりを基準に、次回の角度微調整をご提案します。
サロンからのご提案

当サロンでは「大きめロッド×根元控えめ×毛先丸み」をベースに、お目元の骨格と毛質に合わせた“ゆるめ”をオーダーメイドで設計します。
カウンセリングで普段のメイクやなりたい雰囲気を伺い、持ちとダメージバランスも丁寧に調整します。