まつ毛パーマで眼瞼下垂になる?不安をほどき、安全に楽しむための専門ガイド

結論からお伝えすると、適切な方法で行われたまつ毛パーマが直接の原因となって眼瞼下垂を引き起こす可能性は高くありません。
ただし、もともとのまぶたの状態や施術環境によって、一時的に「重い」「開けづらい」と感じるケースはあります。
本記事では仕組みと注意点をサロン目線でやさしく解説し、安心してご来店いただけるチェックリストもご用意しました。
眼瞼下垂とは?まずは正しい理解から

眼瞼下垂は、まぶたを引き上げる筋肉(眼瞼挙筋)や腱膜の働きが弱まり、黒目に上まぶたがかぶって視界が狭くなる状態を指します。
原因には先天性、加齢変化、長期のコンタクトレンズ装用、目をこする習慣、外傷、神経・筋の疾患などがあります。
美容施術の後に症状に気づくことはあっても、時間的に重なっただけで直接因果がない場合も少なくありません。
気になる見え方の変化が持続する場合は、まず眼科での診察を受けることが大切です。
まつ毛パーマと眼瞼下垂の関係

まつ毛パーマは「毛」に作用する施術であり、まぶたを上げる筋肉や腱膜に直接ダメージを与えるものではありません。
一方で、以下の要因が重なると施術直後にまぶたが重く感じることはあります。
- 施術中の長時間の上方注視や筋疲労による一時的なだるさです。
- ロッドやテープの圧迫感による軽いむくみです。
- 薬剤やグルーが皮膚に触れたことによる刺激や腫れです。
- 合わないカール設計による自まつ毛の牽引感です。
丁寧なカウンセリングと適切な施術設計で、これらのリスクは大きく下げられます。
こんな方は事前に相談しましょう

- 長期間のコンタクトレンズ装用歴がある方です。
- 過去に眼瞼下垂や眼科疾患を指摘されたことがある方です。
- 花粉症やアトピーなど、目まわりの敏感さやアレルギーがある方です。
- 上まぶたの手術歴がある方や現在治療中の方です。
- 強く目をこする癖がある、または最近まぶたの開きに左右差を感じる方です。
不安があるときは自己判断せず、医療機関での診断を優先してください。
安心のためのチェックリスト(施術前・当日・後ケア)

施術前
- 既往歴や気になる症状をスタッフに正直に共有します。
- 薬剤やラテックスなどへのアレルギー歴があれば必ず伝えます。
- 初めての方や敏感肌の方はパッチテストの相談をおすすめします。
当日
- ロッドのサイズや立ち上げ角度は「なりたい印象」と「まぶたの形」に合わせて提案を受けます。
- 薬剤放置時間は最小限にし、皮膚への付着を避けるよう配慮します。
- 違和感やしみる感覚があればすぐにお声がけください。
アフターケア
- 当日はこすらない、うつ伏せで寝ない、濡らしすぎないようにします。
- 乾燥を感じる場合は人工涙液で目のうるおいを保ちます。
- 強い赤みや腫れが続く場合は早めに眼科へ相談します。
「正常な反応」と「注意すべきサイン」を見分ける早見表

状態 | 目安 | 推奨対応 |
---|---|---|
施術直後の軽いむくみや重さ | 数時間〜翌日までに改善します。 | 冷やしすぎに注意しながら清潔を保ち様子を見ます。 |
乾燥感やゴロゴロ感 | 短時間で解決します。 | 人工涙液で保湿し、こすらないようにします。 |
上まぶたが明らかに下がって視界が妨げられる | 数日続く、または急に悪化 | 直ちに眼科で診察を受けます。 |
強い痛み、膿のような分泌物、発熱 | 感染が疑われます。 | 早急に医療機関へ相談します。 |
左右差が大きい開きの悪さ | 数日以上持続します。 | 眼科受診とともにサロンにも状況をお知らせください。 |
よくあるご質問

Q. まつ毛パーマとエクステ、どちらがまぶたへの負担が少ないですか?
適切なまつ毛パーマは自まつ毛の本数や長さの範囲でデザインするため、重量負担は少ない傾向があります。
極端に重いエクステや不適切な装着は牽引感につながることがあるため、担当者と相談して設計することが大切です。
Q. パリジェンヌラッシュリフトとの違いはありますか?
一般的に、パリジェンヌは根元の立ち上がりを重視し、従来のパーマはロッドでカール感を出す設計が中心です。
目の形やまぶたの厚み、なりたい印象に合わせて最適な方法を一緒に選びます。
Q. どのくらいの頻度で通うのが良いですか?
自まつ毛の生え変わりサイクルを考えると、通常は4〜6週間程度が目安です。
短すぎる間隔での連続施術は避け、コンディション回復の期間を設けましょう。
当サロンの安全への取り組みとご予約のご案内

当サロンでは、丁寧なカウンセリングで目の状態や生活習慣をお伺いし、負担の少ないデザインをご提案します。
肌が敏感な方には薬剤選定や放置時間の調整など、個別に配慮した施術を行います。
初めての方も不安や疑問をそのままお持ちください、私たちが一つずつ解消いたします。
ご相談のみでも歓迎ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ

まつ毛パーマそのものが眼瞼下垂の直接原因になるケースは稀で、正しい技術とケアで安心して楽しめます。
違和感が長引く、視界に支障があるなどのサインがあれば眼科を受診し、サロンにも状況を共有してください。
安全性に配慮したデザインで、毎日の目元をもっと心地よく、美しく整えていきましょう。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたコラムであり、医療行為や診断を代替するものではありません。
症状がある場合は必ず医療機関にご相談ください。